非正規プログラマの求人動向

プログラマ(開発者)は専門職

プログラマの仕事は、プログラムのコードを書いて顧客が求める処理を行うシステムを構築することです。そのためプログラムのコードを書く(プログラミング言語で具体的な処理の内容を記述し、ユーザーの入力から画面表示までを一つのシステムにまとめ上げる)能力が必要になります。

いわゆるIT系の職業の中でも、プログラマは専門知識を要する「専門職」の性質が強いわけですね。

プログラマ(開発者)のアルバイト求人の特徴

プログラマは、専門職であるがゆえに非正規の求人は正社員に比べかなり少なくなります。特にWebシステム開発者などは、運用中システムの「面倒を見る」立場になることも多いため中心となる開発者は正規雇用の正社員、つまりは会社との「安定」した関係の下である程度の勤務時間を確保することが求められるわけです。

ただ、「即時対応」がそれほど必要のない分野、あるいはメインというよりサブ的な位置付けで分業型の開発業務を行うプログラマであれば、アルバイトやパートの形で求人を行う企業もあります。

アルバイトの形でプログラマの仕事をやりたい、という方は会社(開発するシステム)との距離感、勤務時間/契約期間の自由度や拘束の強さといった面で何を求めるのか整理してみましょう。

アルバイトと言っても、週に2-3日一日6時間程度の勤務でも可能という場合もあればフルタイム勤務を条件にしている場合もあります。また、プログラマの仕事は性質上「仕事ができる」ようになるまで一定の時間を要する場合も多いので、長期勤務を考えていないのであれば、勤務期間についても認識を合わせておく必要があるでしょう。

派遣プログラマとして働く道も

また、プログラマ求人では派遣の求人が多いのも特徴です。

派遣プログラマの場合はアルバイトに比べ正社員/フルタイムあるいは最低勤務時間が長い求人が多い傾向があるものの派遣会社に「戦力」として認められれば複数の職場を経験できる、派遣会社の方で案件を確保してくれるので「仕事がなくなる」リスクが低減できる、といった利点もあります。

「一つの会社(職場)との固定的な関係」を望まないから正社員になりたくない、という観点でアルバイト的な働き方を模索するなら、派遣社員も選択肢になり得るでしょう。