派遣会社に登録する
派遣会社で仕事をするには、まず登録(エントリー)する必要があります。派遣会社に登録して仕事の紹介を得るまでの流れを見てみましょう。
派遣会社の登録は技術者でも選考なし
私はいくつかの派遣会社に登録したことがありますが、どの会社も最初から「働く」ことを前提に話を進めていました。登録説明会に参加して、エントリーシートを書く。その後面談で希望条件などを話す……これで登録完了です。
まずは話を聞いてみる感覚で参加すると、エントリーシートと一緒に税務関係の書類やスタッフカードなど「働くための書類」を書かせる会社まであって、驚きました。技術者を派遣する会社であっても、「選考して基準に達した人を採用」という概念自体がない会社が多いようです。
派遣会社の場合は、登録してもすぐに仕事が始まるわけではないので登録だけなら無選考、というのもある意味では当然なのかもしれません。ただ、私のように幾度となく社員やアルバイトの世界で「応募-選考-残念ながら…」の繰り返しに落ち込んで来た人にとっては、カルチャーショックですね。
プログラマ派遣会社のスキルシートと職務経歴書
プログラマやSEなど技術者を対象とする派遣会社では、登録時にスキルシートと職務経歴書を作成します。
スキルシートは、プログラマなどで経験してきた技術の一覧表です。たとえば「Java 10年」といった形で経験年数、あるいはアルファベットで習熟レベルを記入します。仕事での経験のほか、学校や独学で学んだことも記入できる場合があるので、確認してみましょう。
職務経歴書は、文字通りこれまで経験してきた職務の経歴書です。勤務した会社での立場や関わったプロジェクトについて記入します。
派遣会社に登録して、スキルシートや希望などを伝えるといよいよ「仕事の紹介」が始まります。